なるほど

と、納得した近田春夫のエンドリレビュー。
週刊文春の連載です。

うん、その通り。
結局は井の中の蛙ではあるんだけど、それをどこまで彼が認識しているかってことですな。
それによって今後が決まる。
キミの周りは、キミが思っている以上に多分、キミに甘いんだと思うよ。

ま、そんな背伸びしていたり勘違いしているにも拘わらず、そこがかわいいと感じさせてしまえるところに、彼のメリットとゆーか美点とゆーか素晴らしい魅力があるわけなんだけど、きっと本人はそこが嫌なんだろーなあ。
多分、アイドルとしての自分とそうじゃない活動をしたがっている自分にジレンマを感じている気がする。

私なんかはねえ、SHOCK見てもそーだけど、発表している作品が青臭くても失笑ものでも、だけど何故か目が離せないってトコに、アイドルの凄さってのを実感しております。

で、アイドルってのはスゴイ存在ってのを、悪い意味で実感させられたのが43歳のストーカー女性逮捕のニュース。

学業優先でジャニーズを辞め、その後、某有名広告代理店に就職した元ジュニアを、辞めた年から今の今までストーカーし続けていた女。
小学生の彼のファンになり、10年以上もずっとファンであり続けた彼女。

う〜、正直怖い。
いや、別に10年以上ファンなのが怖いわけではなくて、彼の住んでいる近くにマンションを買い、待ち伏せし続けているその精神がマジで怖い。

アイドルって、実在しているよーに見えるけど、実はリアルに生きている人間じゃないってことを、その年なら把握できるでしょうに。
例えば堂本光一。
この名前の人物は確かに存在しているけど、我々が見ているのは堂本光一とゆー名前の架空の人物。言いすぎかもしれないけど商品。
彼は確実に、TVやステージで、堂本光一を演じているわけ。
それが商売。お仕事。
そして、そこに徹しているからこそ、彼はプロであり、私はそんなプロの彼のファンであり続ける、そーゆーモン。

ただ、そんな彼らを、自分と同じ現実に生きている人間と錯覚してしまう人間は多数存在するのも、また事実。
ま、ね、恋に恋する人間的にまだ発展途中、育つ過程にある"女の子"だったら、それも成長のステップなんだろーけど……43歳って、いわゆる"いい年"をしてるってのに、そんなことも認識できていないのが最悪。

現実逃避の果ての暴走？
だったら、まだ救いはあるかも、だけど。

しかし、辞めて6年も経つのに、ずっとつきまとわれられるって……恐ろしい。怖い。怖すぎ。
つまり現役な人たちは、もっと酷い目に遭っているってことかも？
彼女が特殊パターンとは思えないし。

心底、怖い……。

つくづく、アイドルってのは(男も女もね)わかりやすいよーで奥が深いぞ、と。
だから、ハマってるんだろーね、きっと、私(^^;